柔軟性の大切さをアドバイスする木下投手(左)=阿波市民球場

 徳島インディゴソックス(IS)の選手らによる野球教室(阿波市教委主催)が9日、阿波市民球場であり、市内の少年野球チームの約100人がプロ選手から手ほどきを受けた。

 ISの平間隼人内野手をはじめ、育成ドラフト1位でロッテに入団した鎌田光津希投手やIS出身の巨人の増田大輝内野手=小松島高出=、中日の木下雄介投手=生光学園高出=ら11人が指導。子どもたちは投手や捕手、内外野に分かれて基本動作を学んだ。投手部門では、球速を上げるために全身を使うことや柔軟な体をつくることの大切さを教わった。

 プロ選手と少年野球チームとの対決もあり、プロ選手が放つ柵越え本塁打などに歓声が上がった。増田内野手と対戦した御所スポーツ少年団の友成駿斗君(11)=御所小5年=は「打たれないと思ったボールが簡単に打たれた。プロは本当にすごい」と話した。