「滝のやき餅」で知られる徳島市眉山町大滝山の和田乃屋庭園で、黄花亜麻(きばなあま)が満開となっている。3月中旬まで見頃は続く。

 

 黄花亜麻はアマ科の常緑小低木でインド北部から中国に書けての山地が原産。和田乃屋の花は、100年ほど前、ポルトガルの文人モラエスが徳島市伊賀町で過ごしていたころにこの庭を訪れていて、その頃に植えたとされる。

 友人と徳島観光に訪れていた来店客の主婦は「初めて見ました。満開のときに来れてよかったです」と話していた。