徳島地裁

 監禁致傷や強制わいせつ致傷、職業安定法違反などの罪に問われた徳島市、無職女(26)と、夫で解体業の男(34)に対する裁判員裁判の論告求刑公判が10日、徳島地裁であった。検察側は「被害者の人格を無視した極めて悪質な犯行」として女に懲役8年、男に懲役7年を求刑した。

 検察側は論告で「わいせつ行為を動画撮影され、風俗店で働かされた被害者の恐怖や屈辱感は多大。心的外傷後ストレス障害(PTSD)で今も苦しんでいる」と非難した。

 弁護側は最終弁論で「犯行は計画されたものでない」と寛大な判決を求めた。

 起訴状によると、両被告は今年1月、女性を3日間自宅に監禁。陰部に木刀を押し入れるなどし、12日間のけがを負わせた。また風俗店で働かせ、給料などを脅し取った。