徳島県庁

 徳島県は11日、徳島保健所管内(徳島、鳴門、小松島3市と板野、勝浦、名西、名東の4郡)の保育所で園児43人と職員7人の計50人が感染性胃腸炎に集団感染したと発表した。10日、園児143人中41人と職員34人中7人が欠席した。重症者はいない。

 県感染症・疾病対策室によると、園では5日に1歳児1人に下痢の症状が出たほか、7日にも2歳児1人が嘔吐していずれも早退した。10日になって欠席者が急増し、徳島保健所に連絡があった。

 県は感染者の経過観察のほか、施設の消毒や手洗いの徹底といった対策を指示した。

 同室によると、園児と職員全員が園内で調理された給食を食べているものの発症者の割合は低いため「食中毒の可能性は低い」とみている。この時期の感染性胃腸炎の集団発生はノロウイルスが原因のことが多く、同室は「手洗いを徹底し、感染者が出たら同じタオルを使わないなど対策を取ってほしい」としている。