鳴門教育大は、2017年度の大学院修士課程に、新聞報道やNIE(教育への新聞活用)について学習する授業を開設した。社会問題を取材・分析し、解決の糸口を探る新聞社のノウハウを学び、児童生徒が社会の課題に立ち向かえるようにサポートする能力を養ってもらうのが目的。徳島新聞社が記者とNIEコーディネーターを外部講師として派遣する。


新聞関係の授業は、1、2年生を対象にした教職共通科目「現代の諸課題と学校教育」(前期・全15回)のうちの、第6―10回の計5回行う。


前半2回は、記者の実体験を基に、課題の発掘から取材、執筆、紙面化までを解説。NIEの意義や情報の読み解き方、学力向上へ向けた新聞活用法なども紹介する。後半3回は、新聞の教材化について考え、NIE学習の指導案を作成する。授業は5月23日―6月20日の毎週火曜日に行う。


新聞関係の授業を担当する原卓志教授(国語学)は「学生が改めて新聞の面白さに気づき、教育の場でも新聞を有効に活用しようという意欲を持ってくれることを期待している」と話している。