徳島県は14日、インフルエンザによる欠席が相次いだ小松島市の小松島小6年が17日から19日まで学年閉鎖されると発表した。県内でインフルエンザによる学年・学級閉鎖が出るのは今冬初めて。昨冬より17日遅い。

 県感染症・疾病対策室によると、14日に6年生18人中7人が欠席し、1人が発熱のため早退。うち6人が医療機関でA型のインフルエンザと診断された。

 同室の柴原恵美室長は「手洗いやうがいを徹底し、早めの医療機関への受診を心掛けてほしい」と話している。

 県内37定点医療機関の1週間のインフルエンザ報告数は、11月26日~12月2日が6人(1定点当たり0・16人)、3~9日が9人(0・24人)となっている。