徳島新聞社は20日、「第九永遠(とわ)なり 鳴門初演100年」=写真=を発行します。第1次世界大戦中、鳴門市大麻町にあった板東俘虜(ふりょ)収容所でベートーベンの交響曲「第九」が日本で初めて全曲演奏されてから2018年6月1日で1世紀。この大きな節目に合わせ、本紙1面で掲載した同名の長期連載を加筆修正し、100周年イベントの様子も盛り込んだのが本書です。物語を読み進めるうち、板東の歴史や鳴門の第九について詳しく知ることができる構成になっています。

 ◇内容 序は指揮者・佐渡裕さんのインタビュー、第1部は収容所の歴史に関わる人たちの物語「板東の記憶」、第2部は第九について掘り下げた「第九の神髄」、第3部は鳴門市の第九演奏会に携わる人たちを描いた「鳴門の第九」、第4部は記念事業の様子を収録した「100周年事業」
 ◇体裁 B6判、316ページ
 ◇定価 本体1200円+税
 ◇取扱店 県内主要書店、徳島新聞各販売店、徳島新聞お客さまセンター、
 ◇問い合わせ 徳島新聞お客さまセンター<電088(655)7340>

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