前回は3位で3年連続のメダルを獲得した。前回の立役者を欠く今大会は、厳しい戦いが予想されるが、総力戦で小松島市初の4年連続表彰台を目指す。
4年連続で大会最優秀競技者賞(MVP)の大西、前回1区区間賞の井内ら主力4人が所属先の事情やけがなどで欠場する。苦しい状況で大黒柱となるのは福島。9日の奈良マラソン10キロの部を大会新記録で優勝し、調子を上げている。
福島に続くのが中原、孫田、森下、大平の一般勢で前回区間上位の実力者ぞろい。初出場の谷川延はロード経験が豊富でつなぎ区間を担う。
高校生に飛び抜けた力を持つ選手はいない。男子は元木を軸に、粘り強くたすきをつなぐ。
中学生は、男子の小川智、森田、梶原の成長が著しい。女子は県中学駅伝4位の小松島勢が中心。1区3位の黒田凜をはじめ林や岡本、島らに期待がかかる。
女子は今大会から主将を務める荒川と高校生の杉谷が柱。一般・高校はこの2人のみで、中学生も鍵を握る。
主力を欠き、チーム内の競争は活発になっている。メダルを狙い、前回とは異なる戦力をどう配置するか、オーダーも注目される。