徳教群が監修した「金曜日の金時カレー」(手前)と商品パッケージのイメージ

 松茂町と町商工会などでつくる「まつしげまるしぇ実行委」は、海上自衛隊徳島教育航空群(徳教群)が考案したレトルト商品「金曜日の金時カレー」を商品化する。ジャガイモの代わりに、地元特産のなると金時を煮込んだのが特徴。全国各地で人気の「海軍カレー」として、来年3月ごろから徳島空港などで売り出す。

 甘口の味付けで、赤ワインやデミグラスソースを入れて濃厚な味に仕上げた。実行委が製造を委託した愛媛県の食品メーカーに、徳教群の調理担当者がレシピを伝え、納得できる味になるまで試作を重ねて完成させた。200グラム入り648円の予定。

 レシピは3年前、徳島、下総(千葉県)、小月(山口県)の3教育航空群がオリジナルカレーの味を競った大会用に作られた。大会では徳教群が優勝し、それ以降、年に数回ほど基地の食事に提供され、隊員の間で人気という。

 海自では、海上勤務中の曜日感覚を保つため、毎週金曜の食事はカレーが定番。「金曜日の金時カレー」は、なると金時と金曜日の「金」をかけた。

 1999年に神奈川県横須賀市と横須賀基地の企画で「よこすか海軍カレー」が売り出されたのを皮切りに、海自ゆかりの各地で商品化が相次いでいる。松茂町と徳教群も「飛行場のある町」として全国発信しようと企画した。

 18日に今泉一郎群司令が町役場を訪れ、吉田直人町長が協定書を交わす。

 町チャレンジ課の古川和之参事は「味に家庭では出せない深みがある。カレーをきっかけに町を訪れてもらえるよう、PRしていきたい」と話している。