香港と徳島阿波おどり空港(松茂町)を結ぶ季節定期便が19日に就航するのを前に、空港内にトリックアートや横断幕などが設置された。利用客に写真撮影を楽しんでもらう。
1階国際線カウンター横の階段には、徳島の空と海をイメージしたイラストを描いた。階段を上がれば、雲の上に乗っているように見える。また、3階飲食店前と1階待合スペースの窓ガラスには、立体的に見える鳴門の渦潮や祖谷のかずら橋の写真を配置。吹き出しパネルなどの小道具も、1階の案内カウンターで貸し出す。到着ロビーのガラス窓には就航を祝う横断幕も取り付けた。
徳島空港ビル事業部の濱奈穂実主任は「写真をインスタグラムに投稿するなど、待ち時間を楽しく過ごしてほしい」と話した。