天元戦最終局の会場となるホテルに着き、顔合わせする井山裕太天元(左)と山下敬吾九段=18日、徳島市の徳島グランヴィリオホテル

 囲碁の井山裕太天元(29)=棋聖、本因坊、王座、十段=に山下敬吾九段(40)が挑戦している第44期天元戦5番勝負(徳島新聞社など主催)の第5局が19日午前9時から、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで打たれる。井山が防衛すれば、七大タイトルの通算獲得数が43期となり、単独で歴代1位となる。

 今期は井山が第1、第3局を、山下が第2、第4局をそれぞれ制し、4年ぶりに最終局にもつれ込んだ。井山が4連覇を達成してタイトル通算獲得数の記録を塗り替えるか、山下が9期ぶり3度目の復位を果たすか。白番が全て勝利しており、改めて決める手番も注目される。

 井山は13日の王座戦第5局で一力遼八段(21)を下して五冠を堅持。プロ入り後16年という異例の早さで七大タイトルの通算獲得数を42期に伸ばし、趙治勲名誉名人(62)の持つ最多記録に並んだ。

 立会人は工藤紀夫九段。持ち時間は各3時間で、同日夕に勝敗が決まる見込み。対局の模様は 徳島新聞ホームページ で紹介する。