サッカーのクラブワールドカップ(W杯)は18日、アラブ首長国連邦のアルアインで準決勝が行われ、開催国枠で出場しているアルアインが南米王者のリバープレート(アルゼンチン)をPK戦の末に破り、決勝進出を果たした。
アルアインは1-2で迎えた後半6分、元J1広島の塩谷司(徳島県小松島市出身)が出したスルーパスに元J1鹿島のカイオが反応して同点に追い付いた。2-2のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入。カイオが1番手、塩谷が2番手に登場しきっちりと成功させ、5-4で南米の雄を沈めた。
準決勝のもう1試合は19日(日本時間20日未明)にアジア王者の鹿島と欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が戦う。
5位決定戦はエスペランス(チュニジア)がグアダラハラ(メキシコ)と1-1で突入したPK戦を6-5で制した。