優れた土産品を推薦する「第59回全国推奨観光土産品審査会」(日本商工会議所、全国観光土産品連盟主催)で、山田宝来堂(海陽町)の「阿波尾鶏たまごと和三盆糖のプリン」が全国商工会連合会会長賞に選ばれた。
プリンは、希少価値の高い阿波尾鶏の有精卵と、手作業で作られた阿波和三盆糖を使って滑らかな舌触りに仕上げた。審査では「地域の食材を生かした商品作りに好感が持てる」と評価された。
山田直人社長(51)は「食材の良さと、土産物としての日持ちを両立させるのに苦心した」と話している。
110グラム入りカップで1個350円。県内主要土産物店やインターネット通販サイトで販売している。
審査会は観光土産品の育成、発掘が目的で、今回は菓子や民工芸など4部門に全国511社から1005点の出品があり、68品が入賞した。