前回は2年連続7位と踏ん張り、6年連続で入賞を果たした。選手兼任の田中康監督は「今回はベストメンバーで臨める。一つでも順位を上げたい」と意欲を見せる。
一般区間は1万メートル31分10秒の記録を持つ主将の水上を筆頭に充実した戦力が整った。経験豊富な上田、行天に加え、安定感のある橋本翔らがチームをけん引する。
女子では、大塚製薬の川内が2区間で区間賞と最優秀競技者賞(MVP)を目指す。岡山・興譲館高の主力として全国高校女子駅伝に出場する酒井も仕上がりは順調。故障で欠場した前回のリベンジに燃えている。県高校駅伝3区区間賞で全国大会に臨む友江、田中康監督と親子出場となる田中千も力を付けており、女子区間で貯金をつくりたい。
高校男子は10人がエントリー。県、四国高校駅伝準優勝の徳島科技勢が中心となる。父親も元郡代表選手の2年河野涼は5000メートル14分台と底力は十分。伸び盛りの盛、吉成と共に主要区間に起用される見通しだ。
中学女子は蛇目、佐野ら県中学駅伝2位の石井勢を中心にたすきをつなぐ。初出場が多い男子に不安を残すものの、前回10位だった総合で1桁台を目指す。
水上勝哉主将 けが人もなく、順調にきている。特に高校生と女子は充実している。初日にいかにいい流れをつくれるかが鍵となる。前回より一つでも上を狙いたい。