徳島を元気にする事業プランコンテスト「とくしま創生アワード」の最終審査会進出者が決まった。徳島新聞社などでつくる実行委とアワードのサポーターを務める県ゆかりの起業家、協賛金融機関が、県内外から寄せられた71件の応募書類を審査。成長性などの観点から「ビジネス」「ソーシャル」の各部門で5組ずつ、本年度新設した「学生賞」の候補として2組の計12組を選んだ。

応募の内訳は、ビジネス部門が33件、地域のにぎわい創出や伝統継承を対象とするソーシャル部門が38件。このうち学生賞の選考対象となる応募は14件だった。

最終審査会は、11月10日に徳島市の阿波観光ホテルで開く。12組が、6分の持ち時間で新技術による産業創出や伝統産業のブランド化などの事業計画を発表。実行委、サポーター、協賛金融機関の投票で受賞者を選ぶ。最終審査会は一般公開する。