後半、レアル・マドリードのモドリッチ(左)と競り合う塩谷=アブダビ(共同)

 サッカーのクラブワールドカップ(W杯)は22日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで決勝が行われ、徳島県出身の塩谷司(元J1広島)擁する開催国のアルアインは、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)に1-4で敗れ優勝はならなかった。

 塩谷は0-3で迎えた後半41分、カイオ(元J1鹿島)のFKからヘディングでゴールを決め、レアルに一矢報いた。

 レアルは前半にモドリッチが先制点を挙げ、後半にリョレンテとセルヒオラモスの得点などで突き放した。レアルは大会初の3連覇となり、優勝回数を単独最多の4に伸ばした。

 3位決定戦では、アジア王者のJ1鹿島が0-4で南米王者のリバープレート(アルゼンチン)に敗れた。