つるぎの1区宮本(右)からたすきを受け取る2区北原=京都市内

 全国高校駅伝は23日、京都市の西京極陸上競技場発着のコースで行われ、第69回の男子(7区間、42・195キロ)に出場した徳島県代表のつるぎは、2時間12分55秒で参加47校中43位だった。第30回記念大会の女子(5区間、21・0975キロ)は58校で争われ、鳴門は1時間14分27秒で51位だった。

鳴門の4区古山(右)がアンカー森岡へたすきを託す

 男子は倉敷(岡山)が2時間2分9秒で2年ぶり2度目の優勝を飾った。世羅(広島)が2位で学法石川(福島)が3位。昨年優勝の佐久長聖(長野)は5位だった。倉敷は3区でキプラガットが8位からトップに躍り出た。一時は2位に下がったが、6区で石原が再び首位に立ち、世羅との競り合いを制した。

 女子は神村学園(鹿児島)が1時間7分25秒で25度目の出場で初制覇。長野東が2位、2連覇を狙った仙台育英(宮城)は3位だった。神村学園は5区で、トップと31秒差の5位でたすきを受けたタビタが逆転し、2位に26秒差をつけてゴールした。石井町出身で興譲館(岡山)の酒井想=高浦中出=は1区を走り、16位と健闘した。