徳島新聞社は、高校生らが選挙や政治の仕組みを学べる小冊子「18歳からの1票」(B5判フルカラー、33ページ)を7万5千部製作し、3日、県教委に3万部を寄贈した。県内全ての高校生と中学3年生に配られる。

7月の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのに合わせて作った。選挙制度や投票の流れ、国会の役割をQ&A方式で解説している。候補者の情報を知るための新聞活用法や、過去の国政選挙の投票率などの図解資料も掲載した。

県庁であった贈呈式では、吉村昇編集局長が美馬持仁教育長に小冊子を手渡した。美馬教育長は「主権者教育などに活用したい」と話した。

徳島新聞社は今後、希望する個人や団体にも小冊子を配る。

【写真説明】徳島新聞社が製作した小冊子「18歳からの1票」