徳島県警察学校の寮で賭けマージャンをしたとして、県警が20~30代の男性警察官3人を所属長注意の処分としていたことが25日、分かった。処分は20日付。

 監察課によると、処分を受けた3人はいずれも警察署に所属。専門的な職務訓練を受けるため、警察学校の専科に入校していた10月中旬~下旬の数日間、寮での余暇時間に賭けマージャンをした。賭けた現金は合わせて数万円程度だった。

 県警は賭博容疑も視野に捜査したが、賭けの回数や金額などから判断し、書類送検などの事件化は見送った。

 監察課は「3人とも『警察官として自覚の足りない行為だった』と反省している。指導を徹底し、再発防止に努める」とした。