C大阪戦での勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2で12位の徳島ヴォルティスは25日午後7時から鳴門ポカリスエットスタジアムで3位のC大阪と戦う。前節、山形に手痛い敗戦を喫した徳島。J1昇格プレーオフ進出を諦めることなく、気持ちを切り替えて残り10試合を全勝する覚悟で臨む。1カ月ぶりのホーム戦で上位から勝利を挙げ、順位を押し上げていきたい。

 徳島は11勝7分け14敗の勝ち点40。プレーオフ圏内の6位京都との勝ち点差は第31節以降、11のまま変わっていない。順調に勝ち点を積み上げる上位に対し、徳島を含む中位は一進一退が続く。上位との勝ち点差が縮まらないこともあり、今季のプレーオフ進出の勝ち点の目安は昨季と同様、60前後になりそうだ。

 徳島がこの数字に到達するには7勝以上が必要。だが上位が勝ち点を伸ばせば、この条件だけでプレーオフ進出ラインには到達しない。さらなる勝利の上積みが必要になる。前節敗れたことで状況は厳しいが、FW大崎は「勝ち点3をつかみ取りに行く。勝つしかない」と力を込める。

 自動昇格できる2位に勝ち点差1に迫るC大阪は、18勝6分け8敗で勝ち点60。エース柿谷は負傷離脱したが日本代表のMF山口が復帰するなど戦力は充実し士気も高い。直近5試合を1失点以内に抑えて4勝1敗と攻守はかみ合っている。

 徳島としては力のある選手がそろうC大阪の前線を厳しいマークで抑え込めるかが鍵となる。ただMFカルリーニョス、MFアレックス、DF福元が23日の練習で別メニューで調整するなど不安材料は残る。

 前節の山形戦では試合開始直後の失点で主導権を握られた。練習でゲームの入りの守備を修正したDF藤原は「距離感は良くなっている。局面ごとに誰がボールを取りに行くのかをはっきりさせて失点を減らす」。攻守のきめ細かい連係で勝利を奪う意気込みを見せた。