長崎戦での勝利を目指し練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2で13位の徳島ヴォルティスは、2日午後1時から長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で、12位の長崎と戦う。前節(33節)でC大阪に完封負けを喫して2連敗中の徳島。J1昇格レースが厳しさを増す中で残り9試合、勝ち点3を積み上げるしかない。

 徳島は11勝7分け15敗で勝ち点40。後半戦に入り、順調に勝ち点を増やしてきたものの、前節と前々節で敗れ、上位に差を広げられてしまった。徳島は残り9戦全勝しても勝ち点は67。仮に長崎に敗れ、勝ち点64で2位の松本が勝つか引き分けると、J1に自動昇格できる2位内の可能性が消滅する。

 さらに、前節の敗戦で6位京都との勝ち点差は12に広がった。今後、上位が順当に勝ち星を積み上げればプレーオフ進出もなくなる状況だが、DF福元は「目の前の試合を大事に戦って、勝っていくしかない」と前を向く。

 今週は無得点だった前節の反省を踏まえ、ロングボールやこぼれ球への対応から、攻撃に切り替える練習を何度も繰り返した。左足ふくらはぎの故障で前節欠場したMFカルリーニョスは「細かな差で負けが続いた。厳しい状況だが、これまでしてきたことを信じて全勝する」と意気込んだ。

 長崎は9勝14分け10敗の勝ち点41。前半の徳島との対戦はスコアレスで引き分けた。第22節で本拠地初勝利を飾って波に乗り、後半戦は3連勝を含む5勝5分け3敗と好調を維持している。ランキング3位の14得点を挙げているFW永井をはじめ、前線の高さのある攻撃には警戒が必要だ。