初戦に向け練習に汗を流す城東の選手=同校グラウンド

初戦突破に意欲を見せる城東

 ラグビーの第98回全国高校大会は27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。2年連続12度目の出場となる徳島県代表の城東は、第2日の28日午後2時から1回戦で初出場の聖光学院(福島)と対戦する。ともに走力を生かした展開ラグビーが特徴。実力差はなく、好ゲームが期待される。 

 城東は、ターンオーバーなどで陣形が崩れた局面から素早く攻撃に転じる。球を大きく外に動かしてトライに持ち込む決定力が強みだ。県大会3試合では27トライのうち、18トライをバックス陣が挙げた。

 FWはパワーとスピードを備えたナンバー8磯崎を中心に縦突破を図る。バックスにはCTB三木、WTB山上ら走力のある選手が並び、グラウンドを横に広く使って攻め込む。

 対する聖光学院はプロップとロック5人の平均体重が95・2キロと、城東の87・2キロを上回る。スクラムに安定感があり、フッカー青柳は突破力、プロップ伊藤やフランカー阿部は走力を備える。

 城東としてはSH遠藤やSO伊東主将の素早い球さばきと判断で、相手の守りが整う前に畳み掛けたい。ディフェンスでは鋭い出足で相手を食い止め、球出しを遅らせられるかがポイントになる。相手SOの巧みなゲームメークも要注意だ。

 12年ぶりの花園1勝に向け、伊東主将は「相手はよく走るチーム。フォワード、バックス一丸となって走り勝ちたい」と意気込む。