讃岐戦での勝利を目指し練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2で12位の徳島ヴォルティスは8日午後2時から鳴門ポカリスエットスタジアムで19位の讃岐との「東四国クラシコ」に臨む。隣県同士が意地と誇りを懸けるマッチゲームで、勝ち点の上積みを狙う徳島。2戦全勝で終えた愛媛との「四国ダービー」を含めて四国勢対決は今季3戦全勝。相性のいいカードを無敗で乗り切り、J1昇格レース生き残りへ弾みをつけたい。

 徳島は12勝7分け15敗の勝ち点43。前節の長崎戦では後半ロスタイムにMF広瀬の勝ち越し弾が生まれ、2-1で競り勝った。第31節の北九州戦に続くゲーム終了間際の得点に、長島監督は「最後まで諦めず、勝ち切ることができた。シーズンを通して続けていることが結果に出ている」と手応えを口にする。

 それでもJ1昇格への道のりは険しい。2位松本の勝ち点は67。次節で松本が勝つか引き分けると勝ち点が68以上となり、徳島がJ1自動昇格できる2位内の可能性が消える。プレーオフ進出ラインの6位以内も苦しい状況。6位京都との勝ち点差は10に縮めたが、まだ射程圏内とは言えず勝ち続けるしかない。

 讃岐は8勝10分け16敗の勝ち点34。前半戦は上位につけていたが、主力のけがなどで徐々に順位を落とした。後半戦に入っても勝ち負けを繰り返し、J3降格ラインが迫っている。

 とはいえ、10戦連続得点中の讃岐の攻撃陣には注意が必要。徳島としては4戦連続ゴールを決めたFW木島徹ら前線に仕事をさせないためにも、ハードワークでボールを奪いたい。四国勢対決で3ゴールを挙げているMF木村は「サイドに限らず中からもうまく攻めることができている。(讃岐は)ハードワークに徹してくるので、球際の部分で負けないようにしたい」と意気込んだ。