H2Hで激しい先頭争いを繰り広げるリバーフェイス(左)とGrand Swel=三好市山城町の吉野川上流

 国内屈指の激流吉野川上流を舞台に8日、開幕した競技ラフティング世界選手権プレ大会。3チームで争うオープン(全年齢)女子では、三好市を拠点に活動する「ザ・リバーフェイス」が、安定したレース運びで好発進した。

 短距離(約300メートル)のタイムを競うスプリントでは、6人が息の合ったパドルさばきを披露。2位の「Grand Swel」(群馬)を0秒47差で抑えた。

 ハイライトは、2艇で競う「ヘッド・トゥ・ヘッド(H2H)」。リバーフェイスは決勝でGrand Swelと対決した。スタートダッシュが勝敗の鍵を握るとあって、号砲とともに激しくぶつかり合う。約30メートルにわたってポジション争いを繰り広げ、前に出た。「少し冷やっとした」とチーム最古参の阿部は振り返るものの、セーフティーリードを保ってフィニッシュ。世界選手権で優勝経験のあるリバーフェイスが貫禄勝ちした。

 主将の水澤は「コース沿いに顔見知りがたくさんいるので、恥ずかしい試合は見せられない」ときっぱり。地元開催となる来年の世界選手権の出場権獲得に向け、主役の座は3日間とも譲れない。