全国の高齢者がスポーツや文化活動を通じ交流を深める「第29回全国健康福祉祭ながさき大会(ねんりんピック長崎2016)」が15日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で開幕した。大会は18日までの4日間で、60歳以上の選手や監督ら約1万人が参加する予定。
開会式には常陸宮妃華子さま(76)も出席。各都道府県と20政令指定都市の選手団は、特産品や帽子を振りながら元気に入場行進した。炬火台に火が付くと、観客席から大きな拍手が上がった。
選手は長崎県内15市町を会場に、卓球やグラウンドゴルフ、将棋など26種目で競う。最高齢選手は100歳で囲碁に出場する青森県代表の男性。徳島県からは並木俊明団長ら役員と、選手168人(男114人、女54人)が出場し、選手の平均年齢は68・2歳。