陸上の男子200メートル障害(タイムレース)で、徳島県の大室秀樹(大塚製薬)が16日、兵庫県伊丹市で開かれた第5回日本記録挑戦会兼住友電工杯で22秒80の日本最高タイ記録、アジアタイ記録をマークした。
200メートル障害は日本陸連の公認対象外種目。長時間走ることが110メートル障害の強化につながることから出場したという。
大室はリオデジャネイロ五輪には出場できなかったが7月、実業団・学生対抗の110メートル障害で13秒52の自己新をマークした。来年8月にロンドンで開かれる世界陸上出場を目指して練習を続けており、「11月の今季最終レースまでに、タイムをさらに縮めたい」と話した。