陸上の第32回日本ジュニア(20歳未満)と第10回ユース(16、17歳)選手権が22日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、男子ジュニア砲丸投げで幸長慎一(四国大)が自身の持つジュニア日本記録(18メートル41)を66センチ更新する19メートル07で優勝した。
幸長は1投目で手応えをつかんだ後、徐々に調子を上げ、3投目で新記録の18メートル46をマーク。最終6投目で、さらに61センチ伸ばすビッグスローを見せた。「5投目までは力んでしまっていたが、最後はリラックスしてしっかりと腕を突き出すことができた」と、会心の一投を振り返った。
幸長は男子ジュニア円盤投げでも55メートル25で優勝して2冠に輝いた。
徳島県勢はこのほか、男子ジュニア円盤投げの田口敦士(生光学園高)が46メートル84で6位、男子ユース砲丸投げの三田穂貴(生光学園高)が15メートル51で7位に入った。