金沢戦での勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 サッカーJ2で11位の徳島ヴォルティスは30日午後1時から、金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場で20位の金沢と対戦する。徳島が敗れるか6位京都が勝つか、双方引き分けのいずれかで徳島のJ1昇格プレーオフ進出が消滅する今節。徳島としては2カ月ぶりのホーム戦勝利を収めた前節の勢いで連勝を飾り意地を見せたい。

 徳島は13勝8分け16敗の勝ち点47。ここ数節は前からのプレスが機能し素早い切り替えから先制点を挙げて主導権を握っている。2勝1分け2敗で終えた直近5試合も前半は無失点。前節の千葉戦で今季4点目を挙げたFW佐藤は「運動量も上がり動きは良くなっている」と手応えを口にする。

 金沢は8勝12分け17敗の勝ち点36。リーグワースト2位の55失点の不安定な守備が影響し第3節で21位に沈んで以降、20位台から抜け出せていない。ただ後半戦からはブロックを敷く守りに粘りが出てきた。直近5試合も3勝1分け1敗と上り調子で、激しいJ2残留争いの中で士気も高い。

 前回の金沢戦で徳島は単調な攻撃で無得点に終わり、試合終了間際のカウンターで決勝点を奪われた。引いて守る金沢の4バックをいかに崩してスペースを生み出すかが先制点の鍵となる。また第35節以降奪えていない複数得点を挙げるためにも、運動量が落ちる後半に入っても足を止めず前を向きたい。

 今節は中3日、中2日と続く3連戦の初戦。ここまで4度あった3連戦初戦の戦績は1勝3敗と出はなをくじかれている。警告の累積で前節出場できなかったFW大﨑は「連戦はチームの総合力が問われる。全員がいい準備をするだけだ。後半失速しないように前からのプレスを徹底し2点、3点を取りに行く」と力強く語った。