水戸戦での勝利に向けて練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 サッカーJ2で10位の徳島ヴォルティスは3日午後1時から、水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で14位の水戸と対戦する。勝ち点3が求められた前節でスコアレスドローに終わった徳島。6位京都が勝利しJ1昇格の可能性は断たれたが、下を向いている時間はない。選手たちは「残り4試合全てに勝ち、一つでも上の順位を目指す」と士気を高める。

 徳島は前節の金沢戦から中3日で水戸戦を迎える。シーズン最終盤の3連戦の2戦目でもあり、1日の練習で先発組は軽めのメニューで体力の回復を優先させた。2戦連続無失点に抑えながら勝ちきれなかっただけに、GK長谷川は「勝ち点3を積み上げるだけ。最後まで戦う姿勢を見せる」と勝利にこだわる。

 13勝9分け16敗で勝ち点48の徳島に対し、水戸は9勝17分け12敗の勝ち点44。得失点差はゼロで攻守のバランス面では得失点差マイナス2の徳島を上回る。引き分け17試合はリーグ2位。勝ちきれなかったり取りこぼしたりしたゲームが多く、勝ち点は伸びていない。

 前回の対戦はMF岩尾の今季初ゴールにより1-0で徳島が競り勝ち、ホーム戦の通算成績を5勝3分け6敗とした。ただアウェーでは3勝3分け9敗と分が悪い。後半戦に6ゴールを挙げて前線を引っ張るFW佐藤弘の得点力には注意が必要だ。ここ数節、後半に足が止まっている徳島としては水戸の攻撃を封じつつ早い時間帯に得点を奪いたい。

 守っては今季初の3戦連続無失点が懸かる。岩尾は「チームとしても個人としても成長できる部分はまだあるはずだ。気持ちを上向きに保ち、プレーする」と古巣相手に2連勝を誓った。