首位札幌の打倒を期し練習に励む徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 サッカーJ2で10位の徳島ヴォルティスは6日午後1時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで、J1昇格が懸かる首位の札幌と対戦する。中2日で迎える3連戦の3戦目。快勝した前節の水戸戦のパフォーマンスを再現できるかが強敵攻略の鍵となる。ホームでの札幌のJ1昇格を阻止するためにも勝ち点3を奪い意地を見せたい。

 14勝9分け16敗で勝ち点51の徳島に対し、札幌は24勝9分け6敗の勝ち点81。札幌が徳島に勝利し、勝ち点75で3位につける清水が引き分けるか負けるかで、札幌の2位内が確定する。

 「ホームで敵の歓喜の瞬間は見せない」。3連戦の3戦目で疲労は極限に達している中、選手たちは士気高く口をそろえた。長島監督も「注目の一戦であることをプラスに変えて臨む。もちろん勝たなければいけない」と語気を強める。

 前節は控え組の活躍もあり今季初の3点差で完封勝利を飾った。得失点差も今季初めてプラスに転じ、MF岩尾は「最後まで足を止めずに動くことで、相手のスペースに入ることができた」と、戦力向上に手応えを感じている。

 札幌は5月に首位に立って以降、一度もその座を明け渡していない。62得点、30失点はいずれもリーグ2位。攻守がかみ合い前半戦は連敗がなく7連勝も記録した。直近5試合は2連敗を含む2勝2分け2敗と足踏みを続けるが、前節の讃岐戦では前半だけで4点を挙げるなど爆発力は衰えていない。

 18得点の都倉をはじめ内村、ジュリーニョ、ヘイスら攻撃陣は分厚い。高さを使うサイド攻撃をいかに防ぐかも重要になる。徳島としては粘り強い守備で札幌の攻守の起点を消しつつ、早い段階で主導権を握りたい。FW木村は「しっかりと走れていてチームの雰囲気はいい。消化ゲームと思われないような試合をする」と2連勝へ意気込んだ。