後半10分、逆転のゴールを決め仲間と喜ぶ徳島の山﨑(左から3人目)=鳴門ポカリスエットスタジアム

後半10分、逆転のゴールを決め仲間と喜ぶ徳島の山﨑(左から3人目)=鳴門ポカリスエットスタジアム

 明治安田J2第40節は6日、各地で11試合が行われた。徳島ヴォルティスは、鳴門ポカリスエットスタジアムで首位の札幌と戦い、2-1で逆転勝ちした。札幌はJ1昇格が決定する可能性があったが、持ち越した。徳島の通算成績は15勝9分け16敗の勝ち点54で、順位を今季最高の9位に上げた。次節は12日午後3時から前橋市の正田醤油スタジアム群馬で15位の群馬と戦う。2位の松本は2-0で東京Vに勝利を収め、勝ち点81で札幌と並んだ。3位の清水は讃岐を下し、同78に伸ばした。

 [評]徳島は今季初の逆転勝ちを収めた。前半32分にセットプレーで先制を許したが、前半終了間際にGK長谷川からのロングボールをMF渡がワンタッチで決めて追い付いた。後半10分には渡の中央からのシュートがポストに当たり、跳ね返ったボールをFW山﨑が決めて勝ち越した。攻勢を強める札幌に対して粘り強く守り、今季3度目の2連勝につなげた。