木村真理

 ボウリングの第39回ジャパンオープン選手権が6日までの4日間、愛知県稲沢グランドボウルで行われ、女子個人で徳島県の木村真理(スエヒロボウル)がプロを下して優勝した。県勢の優勝は初めてで、女子のアマチュア選手の優勝は4人目。

 ジャパンオープンは日本最大のトーナメント。全国のプロアマ男女計約1200人が参加し、男女に分かれて4人チーム戦、ダブルス戦、シングルス戦を行った。

 ◎好調キープしプロ選手撃破

 「夢が現実になって本当に驚いている」。木村(スエヒロボウル)は再優勝決定戦で、国内トッププロの姫路(フタバボウル/ABS)を撃破し、ビッグタイトルを手にした。

 木村は予選を首位で通過。その勢いを失わず、決勝トーナメントを勝ち進んだ。

 一方の姫路は昨季の女子プロツアーで賞金、アベレージ、ポイントでいずれも1位となり、3冠に輝いている。3回戦で木村に敗れたとはいえ、敗者復活戦を勝ち上がって優勝決定戦へ。この日2度目の対決は235-227で姫路に軍配が上がり、ルールによって2人の勝負は再優勝決定戦に持ち越された。

 「気持ちでは絶対に負けるな」。木村は男子選手で、夫の修さんの助言を思い出していた。球を離す際のタッチを柔らかくすることを心掛け、チャンピオンを決める大一番で第1フレームから8連続ストライク。圧巻のパフォーマンスで276点をたたき出し、29点差で勝利した。

 今季は岩手国体の成年女子個人で2位に入るなど好調が続いていたとはいえ、「名だたるトッププロが出場する大会で勝てるなんて」と感無量の表情。巡ってきたチャンスをきっちりものにし、喜びをかみ締めた。