バドミントン日本代表の朴柱奉(パク・ジュボン)監督が7日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、リオデジャネイロ五輪の女子ダブルスで金メダルに輝いた藍住町出身の松友美佐紀、高橋礼華(日本ユニシス)のペアについて「4年後の東京五輪で連覇できる可能性は十分ある」と太鼓判を押した。
朴監督は、松友組について「攻撃に偏るペアならけがをするリスクが高いが、攻守のバランスが取れている」と強調。さらに「巧みなローテーションで勝負するので体力的にも問題ない」と説明した。
松友組がリオデジャネイロ五輪決勝の最終ゲームでデンマーク組を16-19から逆転した場面も振り返った。朴監督は「相手の動きが鈍ってきていたので、サイドを狙って揺さぶりをかけるよう指示した」と言い、「最後の5ポイントは2人とも非常に集中していた。土壇場でああいうプレーができるのが世界ナンバーワンの証しだ」と評価した。