今季初の3連勝が懸かる群馬戦に向けて練習に取り組む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 サッカーJ2で9位の徳島ヴォルティスは12日午後3時から、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で、15位の群馬とのアウェー最終戦に臨む。前節、首位の札幌相手に今季初の逆転勝ちを収めた徳島。昨年7月以来となる3連勝を狙うとともに、20日にホームで行われる最終節の清水戦に向けて弾みをつけたい。

 徳島は15勝9分け16敗の勝ち点54。今季最後の3連戦を2勝1分けの好成績で乗り切った。前からの守備が機能し得点力、守備力ともに上がっており、直近5試合を見ても3勝1分け1敗と好調を維持する。

 残り2試合。選手たちはJ1昇格が断たれても「一つでも上の順位で終わろう」と集中力を切らしていない。休養日明けとなった9日の練習でも3連戦の疲れを感じさせず、ボール回しやシュート練習に取り組んだ。DF橋内は「以前より高い位置でボールを持つ時間が増えている」と手応えを口にする。

 11勝11分け18敗で勝ち点44の群馬は、徳島と同じくJ1昇格の可能性が消滅している。ただ、前節2-0で勝利し連敗を3で止めた勢いを持続しており、ホーム最終戦となる徳島戦に向けて気持ちを高める。リーグワースト3位の60失点で守備に不安を残すが、得点力の高いFW山岸と瀬川につなぐ積極的な攻撃には要注意だ。

 徳島は負ければ9位以下が確定する。1桁順位を確保するためにも、勝ち点3を奪い最終戦を迎えたい。MFカルリーニョスが警告の累積で出場できないが、代わりに出場が予想されるMF井澤は「距離感を考えたパス回しをする。3連勝して、いい形で清水戦につなげる」と意気込んでいる。