女子バスケットボールの第18回Wリーグ徳島大会(バスケットボール女子日本リーグ機構主催、徳島新聞社共催)は19、20の両日、徳島市立体育館で開かれる。9連覇に向けて無傷の12連勝と絶好調のJX-ENEOSサンフラワーズに、5勝7敗で7位のトヨタ紡織サンシャインラビッツが挑む。レギュラーシーズン中盤の一戦で、白熱の攻防が見られそうだ。試合開始は両日とも午後2時。
JXは先発のうち4人がリオデジャネイロ五輪日本代表。リング下で圧倒的な強さを見せる193センチのセンター渡嘉敷、攻守の要となるガード吉田主将をはじめ、通算200得点に迫るポイントゲッターの間宮、宮澤を擁する。
徳島県出身の西山詩乃(八万アウルズ-大阪・樟蔭東中-桜花学園高出)は今季10試合に途中出場。3点シュート5本を含む32得点を挙げているほか、速さと鋭い読みでスティールを決めるなど、攻撃にアクセントを付けている。
トヨタ紡織は最近5試合で1勝4敗と苦戦が続く。序盤にリードしても後半に追い付かれたり、逆転を許したりする展開が多い。フォワードの長部主将を中心に、最後まで積極的な守りができるか。先発の平均身長は173・6センチとやや小柄。177センチのJXに対し、スピードや外角シュートの精度で上回りたい。
リーグは全12チームが争い、1次ラウンドの6位までが上位、7位以下が下位の2次ラウンドに進む。上位8チームによるプレーオフ(決勝トーナメント)は来年2月に始まる。
入場券は前売り一般2千円、中高生1500円、小学生千円(当日各500円増し)。問い合わせは、一般社団法人徳島県バスケットボール協会事務局<電088(660)1399>。