4連勝を期し清水戦に臨む徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 サッカーJ2で9位の徳島ヴォルティスは20日午後2時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで2位の清水との最終戦に臨む。今季限りで退任が決まった長島監督が指揮を執る最後のゲームでもあり、チーム一丸で勝利を目指す。前節の群馬戦で今季初の3連勝を飾っており、清水に勝てば2013年以来の4連勝となる。

 徳島は16勝9分け16敗の勝ち点57。清水戦に勝利すれば8位に浮上する可能性がある。3季ぶりの勝ち越しも懸かっており、長島監督は「1年間の集大成と位置づけて臨む」と話す。直近5試合は4勝1敗と結果を出しており、強豪にどこまで戦えるか。

 最終戦にはJ1昇格争いが絡んでおり、注目度は高い。昨季までの4年間、徳島の指揮官を務めた小林伸二監督が率いる清水は24勝9分け8敗で勝ち点81。徳島に勝てばJ1昇格が確実で、首位札幌の結果によっては優勝の可能性もある。

 しかし、負けか引き分けの場合、3位の松本の結果次第で昇格できなくなる。勝利をもぎとるため、26ゴールを挙げて得点王が確実となっている鄭大世、18得点の大前の2トップが序盤から激しく攻撃を仕掛けてきそうだ。

 前回の対戦では、戦列復帰したMFカルリーニョスの活躍で徳島が1-0で競り勝った。今週、カルリーニョスは別メニューで調整しており、清水戦への出場は微妙だが、MF井澤や濱田の調子がいいだけに不安はない。

 濱田は「思い切っていくだけ。監督のためにも勝って終われるようにする」と久しぶりの出場へ意欲を見せる。3戦連続で得点しているFW渡は「ホームでの敵の歓喜は絶対に阻止する。自分の得点よりも勝利を優先する」と勝ち点3の獲得へ意気込んだ。