シーズンを終え、スタンドのサポーターにあいさつするヴォルティスの選手たち=鳴門ポカリスエットスタジアム

シーズンを終え、スタンドのサポーターにあいさつするヴォルティスの選手たち=鳴門ポカリスエットスタジアム

 徳島ヴォルティスの本年度のホームゲーム(21試合)の1試合平均入場者数は4565人だった。15年度の5019人と比べて1割近く減り、クラブが目標としていた6千人には1435人届かなかった。年間総数は9万5860人だった。

 入場者数が最も多かったのは20日の最終節で9767人。J1昇格が懸かる清水のサポーターが大勢詰め掛け、数字を押し上げた。2番目は7月24日に行われた愛媛との四国ダービーで、8962人だった。

 最も少なかったのは6月8日の第17節岡山戦。平日のナイターだったため、3218人にとどまった。

 前半戦と、後半戦を比べると、前半戦(10試合)の4080人に対し、後半戦(11試合)は5006人だった。後半戦は勝ち星が増えたことに加え、四国ダービーや最終節のホーム開催が後押しした。前半戦はチームの低迷が集客にも影響を及ぼしていたことが浮き彫りとなった。