平木美鶴さんの年賀状

 第20回版画作家による年賀状展が、来年1月4日から那賀町の相生森林美術館で開かれる。来年のえと亥(イノシシ)をテーマにした作品を中心に、全国から寄せられた約100点が並べられ、新春ムードに包まれそうだ。27日まで。

 日本版画協会員で徳島大教授の平木美鶴さん(徳島市)は、水性絵の具を使った多色刷り木版画でイノシシをカラフルに描いた。パステル調の柔らかいタッチで仕上げている。

 鈴木明雄さん(鳴門市)の「2019年賀 亥」は油性絵の具を使った多色刷りの木版画。毛を逆立てて突進しようと身構える3頭のイノシシを黒い影で勇ましく表した。

 河内成幸さん(東京)は「親子のいのしし」を出品した。寒風を突いて疾走するイノシシの親子からは、躍動感に加え、親子の情愛が伝わってくる。

 制作したのは日本版画協会や徳島版画会の会員、相生森林美術館の所蔵作家ら。木版や銅版、シルクスクリーンなどさまざまな技法を駆使して表現している。