6年連続のオープン出場となる今回は初日13区間、2日目は小学生特別区間(2区間)を含む14区間、最終日全11区間でたすきをつなぐ。6人中5人が初出場となった中学生男子など若手の人材発掘が奏功し、過去最多計38区間でのエントリーが実現した。
前回、最終日を4時間21分40秒で走り切った。このタイムを縮めることが最大の目標となる。初日、2日目を含めて軸となるのが、長距離区間での起用が予想される山本、臼田、藤の一般勢だ。
山本は3日の徳島中長距離記録会5000メートルで今年自己ベストの16分14秒33をマークするなど好調を維持。スタミナ十分の臼田は最終日のエース区間での力走に期待が懸かる。藤は1500メートル3分58秒のスピードランナー。中距離を得意とするが7~8キロの距離にも対応できる。
中学生男子は3000メートル11分8秒の原が中心となり、3000メートル10分19秒の谷ら初出場組を引っ張る。
女子の選手層は薄いものの、主将の吉田梨を精神的支柱にして、県高校駅伝で小松島西のアンカーを務めた佐野と鳴門の吉田蕗が踏ん張りを見せる。
藤本監督は「中学生の男子と女子は全区間でエントリーできた。若い世代が経験を積み、将来にたすきをつないでもらいたい」と期待を込める。