[写真上]26度目の都大路に向けて、練習を重ねるつるぎの選手=池田支援学校美馬分校[写真下]20位台を目指し、練習に励む鳴門の選手=鳴門大塚スポーツパーク

 駅伝の男子第67回、女子第28回全国高校大会は25日、京都市の西京極陸上競技場を発着点とするコース(男子=7区間42・195キロ、女子=5区間21・0975キロ)で行われる。各都道府県の代表47校が参加し、徳島県からは男子のつるぎ、女子の鳴門が出場。美馬商、貞光工時代を含め2年ぶり26度目の挑戦となるつるぎは30位台、5年連続14度目の鳴門は20位台を目標に掲げる。レースは午前10時20分に女子、午後0時半に男子がスタートする。

 ◎つるぎ、序盤の出来が鍵

 男子 1区を走るエース土井の出来が順位を左右しそうだ。好位置に付け、後続の奮起につなげたい。

 土井は20位台後半から30位台前半でつなぐことを目標に掲げる。10月下旬に5000メートルで自己新の14分49秒51をマークし、1カ月後の四国駅伝でも3区で6人抜きを演じた。着地時間の短い軽やかな走りで最長10キロを乗り切る。

 後続は踏ん張り、順位後退を最小限にとどめたい。下りの2区はスピードのある戸島。長距離で上りも多い3区は粘り強い片岡が担う。4区宮本は、リズムの良い走りが身上。つなぎの5区は、直前の試走で決まる。

 起伏が激しく難コースの6区は、心肺機能が強くスタミナのある松浦に任せる。アンカーには、成長株で今回初めてメンバー入りした前川を起用する見通し。

 優勝候補は予選で唯一、2時間5分台をマークした倉敷(岡山)。5000メートルの平均タイムトップの佐久長聖(長野)やエース遠藤を擁する学法石川(福島)も上位に食い込みそうだ。

 ◎鳴門、粘って20位台狙う

 女子 2位と健闘した11月の四国駅伝以降、主力の調子は上向き。当初30位台だった目標を、20位台へと引き上げた。

 最近の4大会は序盤で大幅に遅れ、巻き返しを図れず40~50位台に沈んだ。「鬼門」の1区を任されるのは、精神的にタフで競り合いに強い青野。20位台でつなぎ、流れを呼び込みたい。

 2区は3000メートルで9分46秒34と、チーム一のスピードを持つ稲居。安定感が光る遠藤を3区に配し、前半で好位置を維持して逃げ切る構えだ。4区は直前の試走で粘りを見せた船田。昨季から3000メートルのタイムを40秒縮め、成長著しい飯田がアンカーを務める。

 起伏のあるコースに備えた練習もこなし、仕上がりは上々。四国駅伝を上回る1時間12分台前半でのゴールを目指す。

 神村学園(鹿児島)と西脇工(兵庫)が優勝争いの中心になりそう。神村学園は留学生を筆頭に実力者がそろい、西脇工は全国総体1500メートル覇者の高橋らにスピードがある。大阪薫英女学院や豊川(愛知)も上位をうかがう。