サッカーの第25回全日本高校女子選手権は30日、兵庫県洲本市の五色台運動公園などで1回戦が行われ、四国第1代表の徳島県の鳴門渦潮は1|2で東海第3代表の聖カピタニオ(愛知)に惜敗し、2年ぶりの初戦突破はならなかった。
大会には32校が出場し、2連覇を目指す藤枝順心(静岡)は開志学園(新潟)に5-1で快勝した。前回準優勝の神村学園(鹿児島)は福井工大福井を1-0で下し、2大会ぶりの優勝を狙う日ノ本学園(兵庫)は星槎(神奈川)をPK戦の末に退けた。
決勝は来年1月8日にノエビアスタジアム神戸で行われる。
[評]鳴門渦潮は相手の倍以上のシュート12本を放ったが1点にとどまり敗れた。前半にセットプレーで1点リードされ、迎えた後半7分、カウンター攻撃でボールを受けたMF西野が相手DFと競りながら右足でミドルシュートを蹴り込み同点。だが2分後、DFのマークが外れた隙を突かれ、決勝点を許した。