徳島駅伝の開会式で健闘を誓う16郡市の選手たち=3日、徳島市のJRホテルクレメント徳島

 第65回記念徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)の開会式が3日、徳島市のJRホテルクレメント徳島で行われ、阿波路に新春を告げる大会が幕を開けた。レースは4~6日の3日間、全16郡市が参加して45区間、279・4キロで実施。第1日の4日は5年ぶりの勝浦コース、2年ぶりの那賀コースなどで沿道の声援を力に熱いたすきリレーを繰り広げる。

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 開会式には16郡市の選手、役員ら約800人が出席。各郡市の紹介に続き、前回2連覇を果たした鳴門市の泉理彦団長(市長)が、米田豊彦名誉大会長(徳島新聞社長)に優勝旗を返還した。

 永年出場競技者(男子10回以上、女子7回以上)として阿波市の元木駿介選手、那賀郡の船田彩加選手ら男子8人、女子4人を表彰した。記念大会特別表彰では、20回以上出場した15人を代表して名東郡コーチの森丘幹也選手に賞状とトロフィーが贈呈され、中継所役員(30人)、永年功労者(15人)、3世代出場競技者(4組)の表彰もあった。大会を支援する陸上自衛隊第15即応機動連隊、日本赤十字社徳島県支部、徳島県警交通機動隊には感謝状が贈られた。

 主催者を代表して卯木英司大会長(徳島陸協会長)が、今回から関連イベントとして行われる小学生駅伝に関し「小学生の皆さんには持久力を身に付ける一つのチャンスとして楽しんでもらいたい」と激励。飯泉嘉門知事は「徳島から多くのオリンピアンを排出する大会へと進化することを期待している」とエールを送った。

 三好郡の島尾佳宏主将が「世代を超えたたすきリレーで平成最後の徳島駅伝を力の限り戦う」と選手宣誓。招待選手の紹介で壇上に立った立教大陸上部男子駅伝監督の上野裕一郎さんは「選手に負けないよう全力で走る」と応えた。

 開式に先立ち、昨年12月29日に亡くなった元徳島陸協会長の森脇謙一さんの功績をしのび、全員で黙とうした。

 第1日の4日は、午前7時半に海陽町の宍喰橋をスタート。徳島市幸町の新聞放送会館別館までの19区間、118・0キロで健脚を競う。