第1日出発点の宍喰橋を一斉にスタートする16都市の高校生選手=4日午前7時半、海陽町宍喰浦

 新春の阿波路を駆ける第65回記念徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)は4日、海陽町|徳島市の19区間、118・0キロの南方コースで3日間にわたるレースの幕を開けた。第1日は2年ぶりの那賀コースなどで全16郡市が懸命のたすきリレーを展開。10区(那賀町)までの中間成績は、3連覇を狙う鳴門市が3時間16分35秒でトップに立ち、4年ぶりの表彰台を目指す板野郡が33秒差で激しく追っている。

徳島駅伝レース速報はこちら

 スタート地点の海陽町宍喰浦の宍喰橋付近は晴れ。気温1度と冷え込む中、午前7時半、三浦茂貴町長の号砲で1区の高校生の男子選手16人が一斉に飛び出した。激しい主導権争いが展開され、美馬市の宮本大生がトップでたすきをつなぎ、鳴門市の吉田鐘が21秒差の2位、徳島市の赤澤京弥がさらに5秒遅れで3位に付けた。

 その後、順位は目まぐるしく入れ替わった。1区2位と好発進した鳴門市は長距離区間で実業団勢が踏ん張りを見せ、3区の寺西雅俊が区間賞の走りで一度首位に立つと、4位でたすきを受けた9区の秦将吾が区間新の快走でトップを奪い返した。

 板野郡は中学生区間の好走が光り、2区の坂井杏輔が2位に押し上げ、6区の山本和博で一時首位に。9区で2位に下げたが、一般勢も粘り強くつなぎ好位置に付けた。

 8位でスタートした阿南市は中学生区間で3区の竹本迅、6区の奥田龍星、7区の児島雄一郎がそれぞれ区間賞。10区でも生田琉海が区間トップで3位に上げた。

 3年ぶりの首位奪還を目指す徳島市は、再出発となった8区で片山弘之が区間賞で4位に上げ、10区まで全員が7位内と手堅いレース運びで順位をキープした。

 10区終了時の順位は鳴門市、板野郡、阿南市、徳島市、三好市、美馬市、名西郡、小松島市、海部郡、吉野川市、阿波市、美馬郡、那賀郡、勝浦郡、三好郡、名東郡となっている。

招待の上野裕一郎選手は終盤に登場

 招待選手で、2009年世界選手権男子5000メートル代表で立教大陸上部男子駅伝監督の上野裕一郎選手(33)は、第1日の第17区(徳島市飯谷町・徳島新聞勝占専売所前)~19区(~徳島市幸町・新聞放送会館別館前)と、第3日の最終第45区(キョーエイ石井店前~徳島市幸町・新聞放送会館別館前)で国内トップクラスの走りを披露する。