マイクロバス(右下)にトラックが衝突した徳島自動車道の事故現場=2017年8月25日午後6時56分、鳴門市大津町(共同通信社ヘリから)

 徳島県内の高速道路を走る車の後部座席のシートベルト着用率は88・8%(全国平均74・2%)と、道交法改正で着用が義務化された2008年以降、過去最高だったことが県警と日本自動車連盟(JAF)徳島支部の調査で分かった。

 調査は18年10月1~10日に県内の高速道2カ所と一般道15カ所で実施。後部座席のほか、運転席と助手席の着用状況を調べた。

 その結果、高速道の後部座席の着用率は前年を21・6ポイント上回った。一般道も2・9ポイント増の45・7%(全国平均38・0%)だった。

 運転席の着用率は、高速道が前年を0・5ポイント上回る99・6%(99・6%)、一般道は0・1ポイント上回る98・4%(98・8%)。助手席は高速道が97・2%(98・5%)と前年より0・4ポイント増えたものの、一般道は90・9%(95・9%)で3・4ポイント減った。運転席、助手席とも一般道は全国平均を下回った。

 県警交通企画課は後部座席の着用率が上がった理由について「16人が死傷した17年の徳島道のバス事故や、あおり運転などがメディアで大きく取り上げられ、交通安全の意識が高まったためではないか」と分析している。

 同課によると、昨年、自動車乗車中の交通事故死者は18人(前年13人)で10人がシートベルトを着けていなかった。このうち7人はシートベルトをしていれば助かった可能性があったという。