四国アイランドリーグplus(IL)は21日、後期の全日程を終えた。徳島インディゴソックスはJAバンク徳島スタジアムで高知に0―5で今季初の完封負けを喫し、最終戦を飾れなかった。
連勝は2で止まり、通算成績は12勝14敗5分け。高知に抜かれ、2016年後期以来、2期ぶりの単独最下位となった。
前期は徳島が21勝9敗4分けで制しており、23日から後期覇者の香川と総合優勝を懸けたチャンピオンシップ(CS)を戦う。愛媛は9―3で香川を下した。
◆CS優勝へ決意新た
徳島はレギュラーシーズンを白星で締めくくれなかった。養父監督は試合後のあいさつで「9月以降、思うように勝てなかった」と最下位に沈んだ後期を総括。CSに臨むにあたって「野手も投手も、チーム一丸となってチャンピオンになる」と力強く宣言した。
この日はCSをにらんで主力の多くを温存させたこともあり、完敗を喫した。0―5のスコア以上に力負けし、投打がかみ合わなかった後期を象徴する試合となった。小林主将はスタンドのファンに「最下位で終わって悔しい」と一礼し、短期決戦のCSに向け「1戦目が大事なので、勝ちに行く」と決意を語った。