プロ引退を発表したサッカーJ2徳島ヴォルティスのDF井筒陸也選手に、決断の背景や今後を聞いた。

 -引退の理由は。

 高校時代からシーズンごとに、サッカーを続けるかどうか自問を重ねてきた。その中でスポーツを通じた人のマネジメントややりがいづくり、組織論といった分野に関心が強まり、追求したいと思うようになった。

 -なぜ今決断したのか。

 「Jリーガー」は魅力的な仕事だが、制約もある。2月には25歳。残り5年ある20代のうちに新たな挑戦がしたかった。

 -今後の進路は。

 東京のベンチャー企業で会社員をしながら、社会人チームでプレーを続ける。ビジネスの現場に飛び込むことで活動の幅や視野が広がり、新たな出会いや発見に恵まれると考えている。

 -徳島での3年間を振り返ると。

 勝負の世界の厳しさを学んだ。加入当初は全く試合に出られず、ピッチに立ってもチームの一員としてなかなか目標に届かない難しさを味わった。それでも応援し続けてくれたファンやサポーターには感謝しかない。環境は変わるが、徳島に恩返しをしたいという気持ちは強い。徳島とのつながりを大切に次のステージでも頑張る。