登校中の児童を見守るボランティア=上板町鍛冶屋原

 徳島県内の信号機がない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしているときに一時停止した車が4・4%にとどまったことが、日本自動車連盟(JAF)が昨夏行った調査で分かった。
 
 調査は昨年8月15日~9月13日の平日、全都道府県の2カ所ずつで実施。徳島は全国平均の8・6%を下回る4・4%と全国ワースト14位だった。全国1位は長野県の58・6%で、2位の静岡の39・1%を大きく上回った。

 JAFが2017年6月に実施した全国アンケートでは、ドライバーが一時停止しない(できない)と考えられる理由として「自車が停止しても対向車が停止せず危ないから」が44・9%で最も多かった。

 県警交通企画課によると、信号機がない横断歩道で歩行者が巻き込まれた事故は、15年11件、16年12件、17年6件だった。昨年は10月末時点で前年同期比8件増の12件。

 道交法は、横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場合、ドライバーは一時停止して横断を妨害してはならないと定める。横断歩行者妨害の摘発は、昨年10月末時点で前年同期比101人減の434人となっている。

 県警は、キャンペーンなどの広報啓発活動や取り締まりを強化する方針だ。