徳島ライフル射撃陣が、2001年の宮城国体以来、16年ぶり7度目の総合優勝を飾った。男女総合で70点(うち参加点10点)を獲得し、2位神奈川の追い上げを7点差でかわした。少年男女の6人が出場8種目全てで入賞し、県勢躍進の原動力となった。
ライフル競技閉会式で男女総合優勝のブロンズ像を手渡された粟飯原監督(城西高教)は「全国大会で優勝経験のある少年男女が期待通りの結果を出してくれた。いい流れのまま競技を終えることができた」と選手の健闘をたたえた。
少年男女は初日に2人が表彰台に立って勢いをつけ、優勝1、準優勝3、3位2、7位1、8位1の好成績につなげた。
さらに成年女子2人が優勝1、準優勝1、8位1と続き、最終日を残して2位につけていた2連覇中の埼玉、最終日に4位から2位へ順位を上げた神奈川を抑えた。
選手を続けながら少年の技術指導に当たり、県選手団を引っ張る成年男子の木内栄(県スポーツ振興財団)・誠(小松島西高勝浦教)の兄弟も「地道に練習を積み重ねた成果。なじみのある愛媛で戦ったことも普段通りの力を発揮する要因となった」と手放しで喜んだ。
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