新シーズンに向け、成長とチームへの貢献を誓う藤原(左)、久米両選手=徳島市の大塚製薬工場グラウンド

 J2徳島ヴォルティスの2019年は、ユースからトップチームに昇格した徳島県出身の2選手に注目だ。MF藤原志龍(18)=生光学園高3年=と、DF久米航太郎(18)=名西高3年。10日から始まるチーム練習を前に、活躍を期す2人が今季に懸ける思いや目標を語った。

 藤原は昨季の開幕戦で公式戦デビューを果たし観客を沸かせた。「スタンドから見ていたピッチに自分が立てて、感慨深かった」と振り返る。

 以降、シーズンを通じてトップチームに帯同し4試合に出場した。しかし満足感には程遠い。「トップで戦うには全部足りないと気付かされた。ドリブルも守備や切り替えの点もまだまだ」

 心に焼き付くのは10月のアウェー東京V戦。後半で途中出場したが、自分がマークした相手からのクロスで勝ち越された。「一番大事な試合に出してもらったのに、期待に応えられなかった」と悔しがる。

 今季はその雪辱の機会だ。「プロとして結果が大事。得点に絡みたい。(昨季3得点をマークした阿波市出身のMF)小西選手を抜くのが目標」と言い切る。

 久米は昨年9月にプロ入りが内定した。「まずは1試合でも多く出場すること」をデビューイヤーの目標に掲げる。

 同期の藤原の活躍はずっと見ていた。「すごいなと思う。自分も頑張らないといけないし、刺激になった」。昨年の主戦場だった四国プリンスリーグでは、最終節でダメ押し点を奪った。だが「練習でも試合でももっと違いを見せたい」と表情を引き締める。

 スタメンをつかむには体幹やフィジカル面が大事、と走り込みに余念がない。「1年を通じて活躍できるよう体力を付けて臨む」と、シーズン到来を心待ちにする。