藍色工房が販売している、藍を配合したせっけん

 吉野川市で栽培した藍を使ったせっけんを製造販売している藍色工房(香川県三木町)は、阿波藍に体の免疫力を活性化させる働きがあるとの民間試験研究機関による分析結果を公表した。免疫力を上げる効果が高いとされる乳酸菌と同等の働きがあるとしている。

 分析は自然免疫応用技研(高松市)が行った。藍の葉から抽出したエキスを免疫細胞とともに培養液1ミリリットル当たり10~100マイクログラム入れると、免疫細胞が病原体を攻撃する際に出す一酸化窒素の発生が確認された。10~100マイクログラムで一酸化窒素を発生させるのは、乳酸菌などと同じ水準で高い効果があるという。

 藍色工房は吉野川市山川町の自社農園で藍を栽培し、藍のエキスを配合したせっけんを製造。1個(60グラム)1800円で自社のホームページなどで販売している。古来薬草としても使われ、抗菌や防臭、解毒などの効果があるとされてきた藍の働きを科学的に明らかにしようと、分析を依頼した。

 坂東未来社長は「藍の働きをブログなどで発信していきたい」と話している。